サインは店舗の「顔」少しの工夫で「差」をつける
サブ スタンスのサイン事業部

施工条件が厳しい物件の施工

お子様向けフィットネス&カルチャースクール

JR南武線「武蔵新城駅」近くの新築ビル

今回ご紹介する施工例は新規出店のスタジオです。
駅からのアクセスも良く、大きな商店街の側にある新しい物件です。

現場調査から見えてくる施工のポイント

大きな窓ガラスがポイントの建物

まずは現場調査のために現地の物件へ採寸と調査へ向かいました。
大きな窓ガラスがお洒落な新築物件です。
私たちが現場に訪問すると既に内装業者さんの工事が入っておりオープンへ向けて、着々と準備が進められていました。

サインを掲出する場所の選定

テナントビルの3階に位置する今回の店舗、周りはビル壁面と大きな窓ガラスしかありません。
ビルに袖看板は取付出来ないので、こちらの大きな窓ガラスをいかに利用するかを重点に置き考えます。
大きな窓は側面を合わせて7箇所、ここにどのようなデザインと素材を落とし込むかで店舗の「顔」が決まっていきます。

デザインの打合せから完成イメージまで

打合せのポイント

通常ですと、ロゴの配置やカラーなどを打合せする事が多いですが、
弊社では、その先にあるブランディングを大切にしています。
それは、施主様の思いやユーザー様に知ってもらいたい事をサインと言うカタチで表現するためです。

誰が見ても分かるが大切

今回はロゴをお客さま専属のイラストレーターさんに描いてもらいました。
子ども達がみても分かるあたたかいロゴが出来ました。
このロゴをどのように活かし、誰が見ても分かるように掲出するかを私たちは考えます。
何度も打合せを行い、最終的には図のようなイメージ図を持って完成イメージを作成します。

施工イメージ作成

施工イメージ図

ここで問題が発覚!

窓に直接シートが貼れない

数回の打合せの後、イメージと素材のご提案を行いました。
当初は窓ガラス裏側からシートを施工する予定で現場調査、採寸を行いましたが、ここで問題が発覚!
なんと、管理会社からの通達により「一切の窓ガラスへのシート・粘着物の貼付」が禁止の物件であると通達されたのです。

素材の見直し

窓ガラスへの施工が禁止の理由を管理会社へ質問したところ、西日で窓が熱くなりガラスが割れてしまう可能性があるとの事で安全をとって施工禁止との事でした。弊社では、シートのメーカーさんから強度計算などのデータシートを提供してもらいながらの交渉でしたが、駄目でした。
そこで、掲出する素材を変更し、窓に直接貼り付けない方法を考える事にしました。
協力会社さんの数社に問い合わせをしましたが、良い答えが見つかりません・・・・
しかし一社だけ全く想像していなかった素材で提案をして頂きました。

それは電飾看板の素材

内照ターポリンで解決!

柔軟で透過性があり屋内外の内照式サインで良く使う素材ですが、今回はこの素材で施工してみます。
ターポリンなので割れる心配もなく、窓に直接貼り付けないのでこれで大丈夫です。

実際に施工してみる

早速、出力したシートを持ち現地へ。
窓ガラスに直接貼れないので窓枠を規準に施工します。施工方法は企業秘密ですがお客さまにも満足頂ける店舗サインが完成しました。

施工写真

実際の施工事例

施工が終わって

紆余曲折あっても出来る!

今回のように現地調査から打合せまで順調に行っても、途中で条件が加わってしまうことはどのような仕事でもあると思います。しかし、最初の段取りをしっかりと行う事で不測の事態でも協力会社さんと共に解決策を見いだせました。あとは、マナビバキッズ様にいっぱい生徒さんが集まることを祈るばかりです。
この度は、ご依頼ありがとうございました。

Store Data

店舗名:マナビバキッズ

小学校低学年の為のフィットネス&カルチャースクール

所在地:神奈川県川崎市中原区新城1-12-21
電 話:044-948-8860

https://www.manabiba-kids.space/

マナビバキッズ